金武エリア-Kin-
沖縄県東海岸に位置する「金武町」沖のダイビングポイントです。
「ネイチャーみらい館」の中にある港から出港するボートで沖に点在するポイントへ向かいます。
この「ネイチャーみらい館」にはトイレ、シャワー、自動販売機、屋根のある休憩スペースがありダイビングの休憩中も快適に過ごすことができます。
金武エリアに向けボートを出しているところが少なく、ポイントもほとんど開拓されていない秘境の様なポイントです。
この金武エリアの最大の特徴は「北風」に強いことです。
有名な「真栄田岬」「万座エリア」が北風に弱いのに対し金武エリアは強い北風でもダイビングを楽しむことができます。
真栄田岬、万座エリアで潜ることできない日が多い冬の時期にとても重宝するポイントです。
金武岬
港からボート20分ほどの場所にあるポイントです。
ボートの正面の北側には大きな三つ並びの岩が見えます。
大きな根の底があり、根の下部にボートからアンカーを根の下部に設置します。
大きな根の上は水深役7mほどですが、端はドロップオフになっており根の下部は水深は約20mほどあり、流れがある事もあるので初心者はロープ潜行がオススメです。
ドロップオフ沿いには「イソバナ」が多く生息しており下から見上げると上からの「青」とイソバナの「赤」の綺麗なコントラストを楽しむ事ができる。
根の下部には小さいハングオーバーの様な窪みがあり、そこで「ネムリブカ」が休んでいる事もある。
エッグ岩
港からボートで15分ほどの場所にあるポイントです。
「金武岬」で正面に見えた大きな三つ岩がボート近く右手、東側見えます。
実はこの岩の事を「エッグ岩」と呼んでおり、そのエッグ岩の近くにあるポイントである事からこのポイント名が付けられました。
ボート下の水深は約6mほどで「ユビエダハマサンゴ」が広がりとても美しい風景をみせてくれます。沖の方へ進むと、とても珍しい「パラオハマサンゴ」の群生が出現します。
テーブルの状の上に棒状の突起のある奇妙な形のパラオハマサンゴの群生はまるで海の中に山脈があるようです。
この付近で体長約1mほどのコバンザメが見れる事もあります。
このコバンザメはダイビング中長い間近くを泳ぎ可愛らしい姿を見せてくれる事もあります。
さらに沖へ進むと水深は約30mほどまで緩やかに落ち、砂地が広がっています。
ときには「コブシメ」の群れが見れる事もありあます。